GO OUT CAMP vol.6 第１話

「決戦前夜」

僕は今、静岡県にある富士宮富士急ホテルの一室にいる。

明日はいよいよGO OUT CAMPだ。

北海道から参戦するヤツなんて僕くらいだろうか。
旅費とその他もろもろの費用を合計すると、
ヒルバーグのテントが買えそうだ。

バカだと笑いたいヤツは笑えばいいさ。


でもホントに笑われると辛いものがある。

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やりとりしているブロガーさんには、参戦することを伝えていない人もいる。
いや、むしろ他のブロガーさんに根回しをして、絶対にバレないように細心の注意を払ってきたつもりだ。
イキナリ声を掛けてびっくりさせてやるのだ。

いったいどんな顔を見せてくれるだろう？喜んでくれるだろうか？
そして僕は感極まって泣き出してしまわないだろうか？
それ以前に広い会場で本当に会えるだろうか？心配だ。

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今回僕は、栃木の「チーム・キャンパル」の予備メンバーとして参戦することになっている。
いろんなチームと対戦したいものだが、多くのチームがある中、いかんせん人気チームと対戦することは至難のワザであろう。

しかし今のところ、ふろどさん率いる「ハイカーズ」とhihiさん・mochaさんが所属する「クボックス」との対戦は実現しそうだ。
３年連続夏の甲子園決勝まで進んだ駒大苫小牧高なみの道産子パワーを、いかんなく発揮してくることが僕の使命なのだ。

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さあ、そろそろ寝よう。

明日からの２日間はタフな２日間になるのは間違いない。
聖地ふもとっぱらへの旅は、まだ道半ばにしか過ぎないのだから。

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